歴代誌第二は、旧約聖書の一部であり、イスラエルの歴史を祭司の視点から記録したものです。 内容としては、ソロモンの治世から南王国滅亡、そしてバビロン捕囚に至るまでの歴史が描かれています。                             1-9章はソロモン王の治世:神殿建設やその栄光が中心に描かれています。     10ー12章は南北王国の分裂:ソロモンの死後、王国が分裂する経緯が記されています。 13-36章は南王国ユダの歴史:ユダの王たちの治世が詳細に記録され、特に神への忠誠や信仰が評価の基準となっています。                            イスラエルの霊的な教訓を伝えることを目的としています。

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塩の契約❝ に輝く神の愛

13章では、南ユダ王国のアビヤ王が北イスラエルのヤロブアム王との戦いに臨む場面が描かれています。                               アビヤは戦いの前の演説の中で、ダビデの家系に与えられた「塩の契約」を強調し、 神がダビデとその子孫に永遠の王国を約束されたことを語りました。

この「塩の契約」は、神の約束が永遠であり、不変であることを象徴しています。  塩が腐敗を防ぎ、純粋さを保つように、神の愛も私たちの心を清め、人生に希望と力を与えてくれます。                               アビヤはこの契約に基づき、神の正義と愛を信じて戦いに臨みました。       そして、神は彼の信仰に応え、圧倒的な敵軍に対して勝利を与えました。

現代の生活においても、塩の契約の精神は、日々の信仰や行動の中で、活かすことができます。昔のように文字通り「塩を振る」契約行為はしないかもしれませんが、   その象徴的な意味は、今も変わらず心に留めるべき重要なものです。

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※※現代生活における❝塩の契約❞の精神は、以下のように表現できるでしょう※※ 

  1. 変わらぬ愛と約束
    ❝塩の契約❞は、神が私たちを永遠に愛し、見捨てないという約束の象徴です。  私たちも神への感謝と信仰を忘れず、どんな状況でもこの絆を大切にすることが求められるのです。
  2. 純粋さと守り
    塩は腐敗を防ぐ働きを持ちます。                      これは、私たちが心の中で神の教えを守り、世の中の誘惑や悪から清らかな信仰を保つことを意味します。しかし、人は弱さゆえに誘惑に陥ってしまうこともあるかもしれません。または自我の傲慢さゆえに、神の愛を忘れることもあるのかもしれません。そのようなことも、自分の過ちに気づきへりくだり、神に憐み願って真実の愛に導かれ直り純粋さを取り戻し新たにし信仰を守り保つことが大切なのです。
  3. 周囲への良い影響
    塩が食べ物の味を引き立てるように、私たちも日々の生活の中で、他者に愛や喜びを与える存在であることが大切でしょう。                  家族や友人、地域社会との関係の中で、塩のような役割を果たすことを目指しましょう。
  4. 不変の価値
    塩が変わらない性質を持つように、私たちの信仰と神への献身も変わらないものであるべきです。困難な時でも希望を持ち、神が共にいることを信じる心を持ち続けましょう。                                               =====================================

現代の生活の中で❝塩の契約❞を実践するとは、これらの教えを日々の行動や心の持ちように反映させること。この敬虔に歩むことで、私たちは神の愛を感じ、その愛を他者と分かち合うことができるでしょう。                       皆さんは、この精神をどのように取り入れてみたいと感じられますか?

もし、神の愛を忘れても、神は❝塩の契約❞をもって いつでも受け入れてくださいます。                                    だからこそ、私たちは希望をもって生き、主の御名を呼び求めるのです。

一人でも多くの方が神の愛に触れることができますように。父と子と聖霊の御名によって・・・。

✞神は愛なり。


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